クレジットカードやサラ金のキャッシングなどで支払いが滞ってしまい、延滞を長期間も続けてしまったり、多重債務で返済が自力では難しくなり、自己破産の手続きをとってしまった人も、ブラックリスト入りとなってしまい、この情報を見られてしまうと新たに金融業者から融資をしてもらうことが難しくなります。
どの業者も審査の際にはこの情報を審査の判断基準として大きく活用するために、各金融業者がデータを共有できるよう個人信用情報機関というところに、借り入れをした人の情報が残されています。そこに加盟している金融業者は申込者の氏名や生年月日などの情報から過去の借り入れ履歴と返済状況をデータ照会して確認し、それぞれの審査基準に示し合わせて審査判断をします。
サラ金業者のほとんどはブラックリスト入りしてしまった人に対しては融資をしないという決まりであることも多くあります。ですから、ブラックになってしまって新規申し込みをしても一向に審査通過できない人もいますがそれはブラックに対して厳しい審査を行っている業者ばかり当たってしまっている可能性があります。それぞれ審査基準が違いますから、ブラックリスト入りしている以外にもなにか収入面だったり職場だったりの問題で融資を受けられていない可能性もあります。しかし、大手の消費者金融へ申し込みをしてもブラックリスト入りしている人はだいたいキャッシングを断られてしまいますから、いくら高収入であっても門前払いされてしまうことが多いようです。
ブラックの人でも利用できるサラ金業者はほとんどが小規模の業者です。大手では融資を受けられなかったブラックの人や、低収入の人がつぎつぎに申し込みへとやってきます。そもそもそれほど多くの申し込み者は来ませんから1人1人が貴重なお客さんです。その中で融資をしなければ運営をしていくことができませんから、ブラックであっても対象として審査をし、ある程度の収入があればキャッシングを受けることは可能です。
今までキャッシングの申し込みをして審査落ちしてしまっていた人も業者選びをきちんと変えれば問題なく借り入れできることがあります。その基準はまちまちですし、一切公開せずに運営していますから、実際は申し込みをしてみるまではわかりません。